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星屑のささやき

広い宇宙のほんの小さなひとかけら

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アンナカレーニナ

アンナ1


先日テレビ放映されていた映画 「アンナカレーニナ」を見た。

アンナ役のキーラナイトレイは確かに綺麗だけど
「パイレーツオブカリビアン」の彼女は好きだったけど
彼女の持つ どこか娼婦的な雰囲気があまり好きじゃない。
上流階級の奥方という気品が感じられず 初見からあばずれな感じがして
期待していただけにちょっとがっかりだった。
(ファンの方 ごめんなさい)
どんなことも期待しすぎるとその反動である失望も大きくなるということか。
私がイメージするアンナはもっと高貴な女性 もっと近寄りがたい存在で
あんなにたやすく青年将校の口説きに落ちてほしくなかった。
(限られた時間の映画だから仕方ないのか)

原作を読んだのは遠い昔なのでヒロインの描かれ方を覚えていないけど
ロシア文学の傑作であるこの作品に 彼女は不似合いな気がした。
まだ最後まで見ていないけど アンナがあまりよく描かれていないので
彼女の悲劇にそこまで同情できない。
自業自得にしか思えない。


アンナ2


逆に 夫であるカレーニンに同情票が集まっている。
演じるのがジュードロウであるというせいもあるのかもしれないが
冷たい感じはしても すごくいい人に描かれている気がした。
最初 配役を見たとき てっきり彼は青年将校ブロンスキーだとばかり思っていた。
見ている最中もずっとそう思ってた。
後でネットで感想を読んで 初めて彼が夫役であることを知る。
あの麗しき美男優が頭髪の後退しかけた地味な夫役をやっていたとは。
ある意味そのオーラを消し去る抑えた演技力に感服した。


アンナ3


アンナと激しい恋に落ちる青年将校ブロンスキー役のアーロンテイラーは確かに美しいけど
どこかうすっぺらでアンナともどもあまり共感できなかった。
二人して 多くの人を傷つけ振り回す自分勝手な子供のような大人にしか見えない。
思い描いていた悲恋の物語とは程遠かった。
美しくないのだ。
対する夫カレーニンの苦悩の方が私には深く心に入ってきた。
それがジュードロウだと知らなくても。


アンナ4


いくら恋のためとはいえ そんなにもたやすく幼い愛息を捨てられる?
身勝手極まりないアンナを見ていると 
この恋の愚かさを見せつけられているような気さえして
渦中の二人には純愛かもしれないけど 
一歩引いて見るとそれは 愚かで滑稽で恥ずかしい行為にしかうつらなかった。

因果応報。



自戒の意味も含めて。




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Comment

NoTitle

見る角度 捉える角度 角度を変えるだけで違ったものに感じる事はよくある事
原作もテレビも見てないから この物語については語れないけれども
自分の人生 最後にはいい人生だったなと思えるようにしたいね
  • posted by ゆき
  • URL
  • 2015.03/22 19:40分
  • [Edit]

ゆきさん

ひとつの物事に対する見方捉え方って
その状況 その心情によってもかわってくるね。
アンナカレーニナ そのタイトルを目にしただけで
見たくなって録画しました。
で 私には珍しく即見ました。
原作も昨日しまってあったところから探して読もうと思ったら
上中下と 三巻もある長編でした^^;
学生時代は難なく読んでたけど 今の状況だと
いつ読破できるか。。^^;

人生 最後に笑ったものが幸せ者かなって思うこの頃です。
  • posted by 冬の星屑
  • URL
  • 2015.03/23 22:11分
  • [Edit]

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