星屑のささやき

広い宇宙のほんの小さなひとかけら

Entries

ちっぽけな感傷

DSC06904.jpg





ちっぽけな感傷が

心に影を落としたまま

時間だけが過ぎていって

いつしか哀しみが降り積もる


ささやかな幸せが

手のひらからすり抜けて

恋しいも淋しいも言えないくらい

ひとりぽっちにももう慣れて










でももしあなたが
恋人というささやかなものになりたいのなら
僕の部屋のチャイムを押しなさい
そしてドアが開いたらひとこと
「淋しかった」と言ってください


森雪之丞-恋人という称号






スポンサーサイト

初夏の風

DSC06788.jpg





渇いた心を潤す雨を

待ちわびる空にまばゆい光

まぶしくて目を閉じれば

帰らぬ日々がよみがえる


伸ばした手に触れたものは

置き去りにした想いの欠片

季節の終わりを告げるように

初夏の風が吹き抜けてゆく











*CommentList

七夕の贈り物



深夜ふいに

窓の外を見上げると

まばゆい光を放つ満月が

やさしく微笑むように浮かんでた


偶然の美しい出会い

お月さまを独り占め

一日遅れの

七夕の贈り物


吸い込まれそうな

神秘の光

そんな強さで愛されたこと

私にもあったのね




夜の片隅

DSC05146.jpg




さびしくて

君の名を呼んでも

激しい雨の音が

ふたりをはばむ


君は知らない

夜の片隅で

誰にも気づかれぬまま

胸にしおれた花の名を













遊び

DSC06841.jpg





身を滅ぼすような恋なんて

誰もしあわせにしないから

遊びにしか過ぎないのだと

鏡の向こうの私が苦笑い


どんな想いもどんな言葉も

目の前の現実にはかなわない

消えかかるろうそくの灯を

見つめるようなあきらめの夏








幻の世界など何処にもない
そこにはただ
美しい夢を映し取ろうとする
ひび割れた鏡があるだけ

森雪の丞-まぼろしのしょうたい